DATSUN 240Z
ダットサン240Z (1972年ラリー・モンテカルロ3位入賞車)
“Z−Car”ことダットサンZ(日本国内名:フェアレディZ)が、欧州で高い名声を獲得できたのは、1971年と73年のサファリ・ラリー2連勝と、72年の第41回ラリー・モンテカルロで3位入賞という輝かしい成績をおさめたことが主な理由として挙げられる。ライバルに比べて「大柄で重く、FR方式のダットサン240Zは不利」という下馬評を覆す活躍であった。
特に厳寒のアルプスを舞台とするラリー・モンテカルロでは、雪と氷で覆われる路面状況のなか、入賞したダットサン240Zの奮闘は高く賞賛された。
本車両は、ラリー・モンテカルロで3位に入賞した名ドライバーのラウノ・アルトーネンと優秀なナビゲーターのジャン・トッド(後年、国際自動車連盟(FIA)会長に就任)が乗り組んだ実車である。
車両データ |
|
---|---|
パートナー |
日産自動車株式会社 https://www.nissan.co.jp/ |